2003年水俣土砂災害において住民の避難行動を分析した。集落の中でも川沿いの世 帯の多くには避難行動がみられ、それは河川の増水によるものであったが、結果的に土石流から命を守ることとなった。また人的被害は避難行動を行わなかったやや高台の世帯に集中した。 「現地調査および草稿執筆を担当」 (福留邦洋・永松伸吾・秦康範)