学術論文

著書、学術論文等
の名称
地方財政制度と震災復興
種 別
発 行 2000年3月
発行所、発表雑誌等
又は発表学会等の名称
月刊自治研、Vol.42、No.486、pp. 35-43
概 要 阪神・淡路大震災の復興過程で巨額の公的資金が被災地に投入されたが、これらは一方で古い産業構造を温存するなどの副作用もみられる。今回の震災復興政策は基本的に現行の財政制度の枠内で行われていた。国から地方への財政支援が特定財源に偏っていたため、補助率の高い事業に優先的に財政配分がなされた結果であると推測される。地方政府にフレキシブルな財源を保障するための、新たな制度設計の議論が今後必要であろう。
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